悠々blog

アイドルとかについて

剛田武『地下アイドルへの招待:Extreme Music From Japan〜ジャパノイズと地下アイドル』

地下文化愛好家・剛田武氏が発表した論考が面白かったので紹介します。

地下アイドルがクールジャパンとは別の経路によって、海外にいる一部の好事家たちに熱狂的に受容されている現象をジャパノイズとの類似性を踏まえて分析しています。

 

序文において

日本でも一部のファンにしか知られていいない地下アイドル、とくにラウド系・オルタナ系に対する海外ファンの情報の速さと熱狂ぶりは驚異的

とあるが、以下記事において取り上げたアイドル情報番組Alternative Idol Podcastも代表例だろうな。

 

アンケート調査によると、アイドルに関する情報源として多く挙げられたのはSNSTwitterFacebook)やブログであった。

注目すべきは「Homicidol」「Idol Is Shit」「Straight From Japan」といった海外のファンによるブログの影響力

※「Idol Is Shit」「Straight From Japan」のブログ主はいずれもAlternative Idol Podcastの共同ホスト。

 

HomicidolのFacebookコミュニティのフォロワー数が約800人、Twitterフォロワー数が約1,000人。Alternative Idol PodcastYoutubeチャンネル登録者数が約600人。そういった事情を踏まえると、あくまでも部分的な熱狂とは言える。その熱量は半端ないのだけれど。

 

国際的ファンダムの形成という意味では、日本の地下アイドルとK-POPアイドルの比較も面白いかもしれない。ただし、地下アイドルの場合は狙ってないのにウケてしまった、事故的な要素が大きいように思える。かつて浮世絵がウケたのと同じように。